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NHKスペシャル「人体」、脂肪と筋肉が命を守る/糖尿病・メタボ撃退!

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NHKスペシャル人体」(11月5日)の第2集は、”脂肪と筋肉が命を守る / 驚きのパワー!”でした。女優・橋本マナミさんは筋肉量21kg、脂肪量18kgだそうですが、その脂肪は食欲を抑え免疫力を左右し、筋肉はガンの増力を抑え記憶力をアップさせるパワーがあったんです!




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NHKスペシャル「人体」:脂肪が脳に指令を出す

今回のNHKスペシャル「人体」は、常識では単なる脂の塊と思われていた”脂肪”が実は独自に重要な機能を果たしている臓器だったという驚きの発見を紹介してくれました。

アメリカに居るある1歳半の男の子。

生まれつき体の中に脂肪がない(脂肪細胞がない)という特殊な病気にかかっています。

その病名は、『脂肪萎縮症』。

症状として、”食欲を抑えられない”という現象が出ています。食事をして十分な量を食べたにも関わらず、満足感がなく、止めどなく食べたがります。

かといって、食べたいだけ食べると糖尿病などのリスクがあるため、この病気の人は平均寿命が30歳程度だといわれています。



そもそも体の脂肪は、「脂肪細胞」という生きた細胞の集まりで、ただの脂(あぶら)ではないそうです。その細胞は核と油滴(あぶらを貯める袋)から出来ています。皮下脂肪や内臓脂肪は、その脂肪細胞の塊です。

この脂肪細胞は実は、食欲を抑える(脳に「もう食べるな」という指令を発する)物質を出していたことが、最近アメリカの研究者により発見されました。

その物質名は、「レプチン」。
* NHKスペシャルでは、このような物質をメッセージ物質と呼んでいます。

食欲について、脂肪細胞が脳を操っていたという驚くべき発見でした!



先の男の子は、これがないために食欲を抑えられないと推測されています。

同じ病気の子にレプチンを投与したところ、脳の中の食欲を司る部分の活動が抑えられるのが確認されました。

脂肪細胞は、他にも600種類くらいのメッセージ物質を出していると最新の研究でわかってきたそうです。

例えば、「血管を作れ」「敵が侵入したぞ、やっつけろ!」など。




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NHKスペシャル「人体」:筋肉のスーパーパワー

今回のNHKスペシャル「人体」は、常識では単に体の関節を動かしている組織に過ぎないと思われていた”筋肉”が、実は独自に重要な機能を果たしている臓器だったという驚きの発見を紹介してくれました。

人間の体には約400種類もの筋肉があります。

筋肉もまた、様々なメッセージ物質を出していることがわかってきました。



最初に発見された物質は『ミスタチオン』でした。

周りの筋肉細胞に、”もうこれ以上成長するな”というメッセージを伝える役割があります。筋肉がありすぎると、エネルギーを浪費してしまうので、それを防いでいるわけです。

他にも、「ガンの増殖を抑える」「うつの症状を改善する」などのメッセージ物質の研究が進んでいます。

そういう物質の中で番組で注目したのは、『カテプシンB』。

運動時に出る物質で、記憶力が高まる可能性があるそうです。

記憶を司る脳の海馬の神経細胞を増やす働きをしている可能性があります。


3、脂肪が出すメッセージ物質に異常が・・・

現在、肥満の人は世界中で6億人以上いるといわれています。

その肥満の原因は、脂肪細胞が出すメッセージ物質「レプチン」が関与している可能性があります。

レプチンはちゃんと出ているのに、さらに食べたくなってしまう状況が起こりえます。

どういうことかというと、

欲につられて、食べたいだけ食べていると、血管の中に脂が増えていきます。すると、それがレプチンが血管から出て脳の神経細胞に到達するのを邪魔するようになります。

レプチンが効かなくなり、食欲がコントロールできなくなってしまいます。

その結果、行き着く先は「メタボリック症候群」です。



メタボリック症候群は、切迫性のない病気だという認識があり、甘く考えがちですが、油断しているうちに、心筋梗塞・脳梗塞・糖尿病・腎臓病・高血圧など命に関わる病気を次々に引きこす危険性があります。

その仕組みは、

体の中に脂分が多くなると、取り入れられた油の粒を脂肪細胞は敵と勘違いし、「敵がいるぞ!」という誤ったメッセージ物質を全身に送り出してしまいます。

すると、免疫物質が活性化、戦闘モードとなり暴走します。その暴走は結果として体中を傷つけ、上記の病気を引き起こすことになります。

メタボリック症候群は、非常に怖い状態だと認識しましょう。



しかしながら、筋肉には、それを解消する機能がありました。

筋肉を動かすと、『IL-6』というメッセージ物質が出るそうです。

この『IL-6』には、免疫細胞の暴走を止める作用があることがわかってきました。

人間の体は元々、動かすように出来ています。

人類の歴史の中で、食べたいだけ食べて、体を動かさない現代の生活様式は、体のしくみからいえば、想定外の事態です。

そのために、多くの病気に罹るようになってしまったということのようです。

適度に食べて、体を動かしていれば、ほぼ健康体で過ごせるということです。

人体には、そのような柔軟な働きが秘められているのです。




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