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「ガッテン」(NHK)、この冬肺炎にならないぞSP[肺炎球菌ワクチンの話]

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ガッテン」(NHK、1月25日)は、”この冬、肺炎にならないぞSP”という高齢者の肺炎予防の特集でした。肺炎の主な原因は、肺炎球菌という細菌ですが、予防には肺炎球菌ワクチンの摂取が効果的で、国も費用を補助し摂取を推奨中です。その事情を解説した番組でした。




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肺炎の原因とは?

現在、日本人の死亡原因の第3位にランクされるほど、肺炎は増えています。番組取材の某病院では、救急搬送の患者20人当たりで1/4は肺炎だそうです。

そういう事情があるので、「ガッテン」でも肺炎を取り上げたのかもしれませんね。


ではまず、肺炎の原因は何か、ということですが、色々原因はあるものの、高齢者では『肺炎球菌』が多いということです。

その肺炎球菌はどこに生息しているのか?





「がってん」で詳しく調べたところ、室内にも屋外にも見当たりませんでした。
肺炎球菌は進化の過程で、人体の適度な温度(体温)と湿気が最適と判断し、人体の鼻の奥(咽頭)に住み着くようになったのでした。

現在では、30人中おおよそ6人程度に肺炎球菌が存在するらしいです。

普段は鼻の億でおとなしくしていますが、風邪などで喉(ノド)などが傷つくと、肺の中へ侵入し、増殖して肺炎を起こすのです。そして、人から人へ感染します。

ガッテン!、しましたでしょうか?




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肺炎球菌ワクチンとは?

今回問題となっている「肺炎球菌」は、そのまわりにバリアーを持っていて、人間の免疫細胞(好中球=細菌を食べて体を守る)は、敵と判断することができない仕組みになっています。

しかし、脾臓(左の腎臓の上あたりにある臓器)には、特別な免疫細胞がいて、特殊な抗体を出し、それが肺炎球菌に取り付くと、バリアーを無効化させてしまいます。そうすると、好中球は肺炎球菌をやっつけることができるようになります。

ところがそれにも問題があり、脾臓は加齢によりどんどん小さくなり、65歳ころからは若い頃の半分以下になってしまいます。それに従い、特殊免疫細胞も減って抗体は少なくなり、感染リスクが高くなります。

その脾臓の特殊免疫細胞の作用と同じ働きをするのが、「肺炎球菌ワクチン」なのです。血中の抗体量はおよそ10倍に増えるそうです。

それで、国も補助金を出して、TVCMなども使って65歳以上の高齢者にワクチン接種をPRしているわけです。

ガッテン!、しましたでしょうか?





肺炎球菌ワクチンの効果的な摂取方法

この肺炎球菌ワクチンは、自費だと8,000円の費用がかかります。

現在、肺炎球菌ワクチンは、65、70、75、80、85、90、95、100歳と5年間隔の年齢の人に、国が摂取費用を補助しています。

ワクチンの効能は、肺炎の重症化を防ぎ、効果は5年間持続します。ですから、国は65歳から5年間隔で費用を補助して定期摂取を勧めているのです。

但し、貴重なワクチンのため(現在は輸入している)、補助制度は2019年3月で終了します。





一方、肺炎球菌ワクチンの撲滅も狙っている国は、子供用にもこのワクチン摂取を2013年から実施しています。

それは、そもそも鼻の奥に住めなくし、将来的に撲滅させるためです。

この方法を早くから始めたアメリカでは、肺炎が76%も減少したという結果が出ています。

そこで、肺炎予防のために、肺炎球菌ワクチンの効果的な摂取方法として、通常の大人用ワクチンと子供用ワクチンの両方を摂取するのもよいそうです。

但し、子供用は65歳以上でないと摂取できません(自費でもNG。やはり貴重なため)。

先に大人用を摂取し、1年ほど間をあけて子供用を摂取するようにします。

TVCMや新聞広告などで見かける肺炎球菌ワクチンの摂取キャンペーンは、以上のような事情によるものでした。

今年の冬は、気候の変化が激しく厳しい環境ですから、肺炎のリスクも高まっていると思われます。

どうぞ、ワクチンを利用して肺炎予防に心がけてください。

ガッテン!、しましたでしょうか?





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