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「みんなの家庭の医学」(1/31)、漢方で長引く不調を解消SP

投稿日:2017年1月31日 更新日:

みんなの家庭の医学」(1/31、テレ朝)は、”名医が教える漢方で長引く不調を解消SP”という漢方薬を中心とした特集でした。冷え性から認知症まで症状の改善が期待できる漢方医療を紹介する特集です。漢方は広く捉えると、漢方薬だけでなく、針灸やあんま(ツボ療法)まで含みます。今回の「みんなの家庭の医学」では、ツボの使い方まで紹介しています。




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漢方の治療の現状

漢方とは、「漢方薬」「鍼」「灸」「あん摩」の4つの東洋医学治療法の総称のことですが、日本では、漢方というと「漢方薬」のことを指すのが一般の理解のようです。

その漢方薬の起源は5~6世紀頃に中国大陸から伝来した生薬ですが、その後日本の風土や食生活などに合わせて改良し、オリジナルの医療にしたもので、江戸時代頃にほぼ現在の漢方が完成したと考えられています。

その後は、目立つ発展などはありませんでしたが、近年、ストレスの増加や食生活の変化などに伴い治りづらい病気が増えるにつれ、漢方薬は注目されるようになりました。

現在では、大学病院で漢方外来を設置するところも増え、15年前は19箇所だったのが、79箇所にまで増えているそうです。

そのような漢方への需要の高まりから、厚生労働省は、2015年12月に『科学的証拠に基づく漢方薬の効能のガイドライン』を作成し、医療機関での漢方薬治療の指針を定めました。

今回の「みんなの家庭の医学」は、大学病院の漢方外来の中でも特に実績のある千葉大学附属病院・和漢診療科の並木隆雄医師が監修しました。

番組は、

1、その人に応じた治療
2、生薬の力、効果
3、ツボの効果

の3部構成でしたが、ここでは、「1、その人に応じた治療」を紹介します。




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漢方はその人に応じた治療(オーダーメード治療)

これは、病名によってどの患者も一律な治療をするのではなく、同じ病名(症状)でも患者ごとに適切な薬を割り出す漢方独特の治療法を紹介した部分です。

例として[冷え性]を取り上げました。

①Aさん(45歳、女性)
20年来の冷え性で、家の中では外出時のような全身の厚着をし、エアコンにストーブを併用している。足先の温度を調べると19度(健康人は30度くらい)、手先は20,3度。普段は運動と、唐辛子のカプサイシン摂取に努めている。

< 千葉大学での診断・治療 >
漢方治療独特の四診(問診・脈診・舌診・腹診)により、並木医師はストレスが原因の冷え性(気の滞り)と診断しました。手の平、足の裏、脇に汗をかきやすい体質になっていて、それが冷えの原因となっていたそうです。

Aさん本人も、20年前に転職し、その頃強くストレスを感じていたと証言しました。

②Bさん(53歳、女性)
30年来の冷え性。手足は冷たいが、顔は熱いこともある。
普段靴下は、4重にしている。カイロやお湯で冷えの各所を温めるが効果なし。
足先の温度は13,4度でAさんよりまだ冷たかった。

< 千葉大学での診断・治療 >
漢方治療独特の四診(問診・脈診・舌診・腹診)により、血流が滞り、ドロドロの状態の、「お血」(血液が淀んでいる状態)による冷え性と診断しました。

この方は、舌がかすかに紫色で、お腹も押すと痛むところがあるのが特徴でした。



漢方治療の効果は?

Aさんへの処方漢方薬は、『当帰四逆加呉茱萸生姜湯(トウキ/シギャク/カ/ゴシュユ/ショウキョウ/トウ)』でした。これは、冷え症で、とくに手足の冷えが強く、体力のあまりない人に向く漢方薬です。

Bさんへの漢方薬は、『加味逍遙散(かみ/しょうよう/さん)』でした。
血液循環をよくして体をあたため、のぼせなど上半身の熱もさまします。体が虚弱で疲れやすく、イライラや不安感がある場合にも向いている漢方薬です。

この2人に、1日3回服用で1週間分が処方されました。

そして、その結果は、

・Aさんは、家の中で厚着をしなくてもいられるようになり、冷えもあまり気にならなくなっていました。手先は24、5度に、足先は26,1度にまで上昇していました。

・Bさんは、ヒドい低体温だった足先が22,4度にまで上がり、寝るときは靴下をつけなくても大丈夫になっていました。

このように、たった1週間の服用で劇的に冷え性が改善されたのは、漢方による体質治療の賜物だということです。

ちなみに、冷え性の漢方薬はこの2種類だけという訳ではありません。他にも男女、肥満・痩せ、年齢など、各自の体力や体質により他の多くの漢方薬が使用されます。

冷え性でお悩みの方は、経験豊富な漢方医を受診することが大事です。

どうぞ、今回の「みんなの家庭の医学」の知識を、健康のためにお役立てください。






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