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ガッテン、「睡眠薬で糖尿病治療」放送に、医学界・厚労省から抗議や注意

投稿日:2017年2月27日 更新日:

ガッテン」22日放送の『血糖値を下げるデルタパワーの謎』が、国民に睡眠薬で糖尿病治療ができると誤解を生じさせるとして、医療関係者や日本睡眠学会、日本神経精神薬理学会などから抗議を受け、さらに厚労省医薬・生活衛生局からも注意を受ける事態となっています。一体どういうことなんでしょう?




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「ガッテン」(NHK)に、医学界から抗議集中、厚労省も口頭注意

NHK「ガッテン」が、熟睡状態で出る脳波の一種デルタ波状態を保つと、糖尿病患者の血糖値が改善する研究結果が出ているので、近年発売された睡眠薬の新薬だとデルタ波が出易く良いですよ、という放送をしたら、医療関係者や医学会が問題視、さらに厚労省も出てくる事態となりました。

これに対しNHK側は、
「あたかも睡眠薬を糖尿病の治療や予防に、直接使えるかのような誤解を与えてしまいました」として、HP上で視聴者や医療関係者に謝罪
しました。


私は、「糖尿病の新薬」とは認識しなかった。でも・・・

私は、この「ガッテン」を見て、このブログに紹介記事を書き、投稿しました(こちら)。

投稿時点では、”これはいい治療法が見つかったものだ”と思いましたが、同時に、

”でも、患者の主治医が柔軟な医者で、「糖尿病が良くなるかもしれないなら処方してやろう」というのであれば問題ないが、普通は睡眠薬は処方してくれないだろうな”

と、現実問題としてはこの方法の恩恵を受けるのは難しいだろうな、と思いましたね。

たしか番組の中でも、

お医者さんの中には、睡眠に詳しくない方もいるので、そういう時は、睡眠に詳しい医師にも相談するとよいでしょう

とセカンドオピニオンを勧めるようなことも言っていたと思います。

私は医療の問題にはある程度理解があるので、処方の問題点が分っていましたが、実際に糖尿病の人で、なかなか血糖値が下がらない人は、短絡的に、

<睡眠薬の新薬=糖尿病の新薬>

と受け取ってしまったかもしれませんね。




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医学界や製薬会社の利害とかは?

確かに、今回の「ガッテン」の放送は、問題提起がストレートで分り易かったので、視聴者も即効で行動に出てしまったのでしょう。

日本中、少なからぬ内科で、

「睡眠薬の新薬で糖尿は治るって本当ですか?」
「そういえば、私もよく寝れてない気がするんですよ」
「睡眠薬は出してくれますかね?」

というような会話がなされたのかもしれません。

しかし、今回の「ガッテン」の報告に一理あるとしても、医療の世界は製薬会社も含め、様々なチカラ関係や利害関係がありますから、糖尿病というメジャーな病気に、そう簡単には薬の変更は許してくれないのは当然です。

「ガッテン」に登場した大阪府立大医学部は、この点、研究機関というスタンス(認識)で番組取材に応じていた可能性もありますよ。


要は熟睡できれば、糖尿病は改善傾向へ向かうか?

番組中で説明していた、睡眠を巡る悪循環の構図、

血糖値上昇⇒交感神経の緊張⇒熟睡できない⇒ストレスホルモンが出る
⇒血糖値さらに上昇⇒交感神経さらに緊張

というのは、事実でしょう。

だったら、薬に頼らずとも他の方法で熟睡できれば、血糖値は下がる(改善)する可能性は大きい訳です。

アロマ、ヨーガ、音楽、瞑想、など睡眠を改善する方法はたくさんありますから、それらを試すのも一つの方法です。

要は、『熟睡できれば血糖値は下がるものなんだ』という発見に意味があったわけですから、それをやってみればいいですよね。

医者の方も、「そういう手もあったか」くらいに考えてはどうですかね?

【ガッテンの他記事】
ガッテン、デルタパワーで血糖値が下がる(新薬による熟睡効果)

ガッテン、健康で長寿のカギが見えた / 健康長寿の秘訣とは?

ガッテン、交通事故の謎。追突・逆走・ブレーキアクセル踏み違い




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