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自動運転車の実用化はいつ?政府目標の2020年に公道を走っているか?

投稿日:2017年2月28日 更新日:

自動運転車実用化への動きが活発化しています。完全自動運転車実用化はいつなのか?政府が目標とする東京オリンピック開催年の2020年に間に合うのか?自動運転の4段階レベルの「レベル2」はすでに実用化されていますが、完全自動運転化はいつでしょうか?



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自動運転車の実用化への技術的な問題

自動運転の4段階のレベルの中の「レベル4」、すなわち『完全自動運転車=無人運転車』の実用化は、実際のところ、技術的にはかなり難しいと言われています。

政府が目標とする2020年に間に合うかは、まだわからないようです。

2月21日に行われた政府の第28回国家戦略特別区域諮問会議に出席した日産会長のゴーン氏も、レベル3までは具体的な開発計画を述べましたが、レベル4の完全自動運転については、

”私どもは、日本政府が進める2020年までに完全自動運転を実現する取り組みに敬意を表します。”

と、言葉を濁しています。

無人運転車を天候、地形、交通パターンなど、あらゆる条件に適応させるのは、まだまだ至難の業のようですね。


自動運転車の実用化への道交法の問題

現在の道路交通法(道交法)は、人間がハンドルやアクセル・ブレーキペダルなどを操作することを前提として作られている法律ですので、レベル4の無人運転車となると、想定外となります。

そのため、完全自動運転実用化の2020年に向けて法改正が必要となりますが、時間があまりないので、政権運営などとの絡みで、安倍政権でスムースに行くかが注目されます。


自動運転車の実用化への自動車保険の問題

現在の自動車損害賠償法では、事故の際は自動車の運転者および所有者の責任となりますが、レベル3・レベル4の自動運転では運転車が操作しない場合がほとんどになるので、システムの不具合や外部からのハッキング時の事故の際の責任が問題になります。

この点、保険を根本から作り変える必要がでてくるかもしれません。




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自動運転車の実用化へのメーカー各社の取り組み

日本の自動車各メーカーは、自動運転車の国際的な開発競争に勝つため、開発を加速させています。今年2017年は、各社の実証実験も本格化するとみられています。

自動運転車の実用化はいつか?

政府もメーカーの開発を後押しすべく、法整備や規制緩和の動きを早めています。

そんな中、政府は2月21日の国家戦略特別区域諮問会議に日産のゴーン会長を招き、意見を聞きました。

そこで日産の自動運転車の開発計画が述べられたので、ここで紹介します。

①第1段階では、高速道路の単一車線による自動走行を実現する。すでに「セレナ」にその装備を搭載して販売中。セレナ購入者の6割が同社の自動運転技術である『プロパイロット1.0』を選択している。
日産リーフにも近々、同様の技術を搭載する予定。
②第2段階は、高速道路の複数車線で車線変更のできる自動走行を実現する。2018年に実用化を計画。
③第3段階は、市街地での自動走行で、これは政府の計画に沿って2020年までに実現予定。(法整備や規制緩和などとの関係があると思われます)
④最終段階にあたる第4段階では完全自動走行、すなわち、無人運転を目指す。日本政府が進める2020年までに完全自動運転を実現する取り組みに敬意を表する。

などとなっています。

この計画に伴い、日産と技術提携先のDeNAは、今年、無人運転のモビリティ・サービスでの技術活用を目指す実証実験を首都圏で開始する予定だそうです。

他にも、ホンダはグーグルと提携し、トヨタはKDDIと連携して、自動運転車の開発を進めています。

スバルも今年中に、「アイサイトver.4」を発表すると予想されています。



政府による自動運転車の実用化のインフラ的取り組み

政府は政府で、社会インフラ的な視点で自動運転車の実用化を計画しています。

・交通弱者(移動のための交通手段の乏しい人達)の解消のため、過疎地域などで、遠隔操作による無人バスの運行の実証試験を17年度から全国10箇所の国道で実施予定。

・物流業界の人手不足に対応するため、高速道路にて有人トラックの後方を無人のトラックが追尾する隊列走行の実証実験を18年度から実施予定。


自動運転車の普及と費用

自動運転車はいつ実用化するか?価格(費用)はいくらか?

あるアナリストの予測によると、2030年までに販売される新車の15%が自動運転車になるといいます。

また、自動運転車はいくらになるか、気になる価格ですが、

現在、メーカーでないベンチャー企業も、自動運転のためのセンサーやプログラムを開発しているところもありますが、

自動運転を実現するためのセンサーやソフトウェアを実装するには、最低でも数十万円のコスト(価格)になるとみられています。

単なるオプション的な装備というわけにはいかないかもしれませんね。

車そのものでは、現在の日産セレナの場合でも、バカ高くはないですから、量産化の目途が立てば、要はセンサーとプログラムソフトの価格なので、そんなに高いものではないと思われますが・・・。

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